自己紹介

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1970年代初期に渡米。フードテクノロジー&マネージメントを 大学で専攻。その後、サンフランシスコ、ベイエリア、南カリフォ ルニアを中心として外食産業に従事する。和食レストラン、カフェ などを経営した実績もある。2000年前後からカリフォルニアワ インの魅力にとり憑かれワイナリー訪問を開始。数年前パリスの審 判との出会いからより一層カリフォルニアワインへの思い入れに拍 車が掛かりワイン三昧の日々。 アメリカに於ける集大成の一環としてナパバレーを皮切りにカリフ ォルニア ワイナリーを網羅するプロジェクトを進行中です。お楽しみに!!

2012年2月29日水曜日

Corison : トニー森 カリフォルニア ワインの旅



Rutherford、St.Helena の中間に位置するCorison Wineryは、ビクトリア調の納屋を囲むように自社畑のクロヌスヴィンヤーズがあります。沖積土を含んだ、ナパ・バレーでもカベルネ栽培には 最適のテロワールと言われています。
オーナーそしてワインメーカーのキャシー・コリソンは、ナパ・バレーで女性としてはいち早くワイン作りを始め、30年以上の経験を積んだ、カベルネを専門としている作り手­です。
昨今多くのワイナリーがワイン評論家たちのサイレンコールに惑わされ、彼ら好みのワイン作りを目指している中で、キャシー・コリソンは独自の哲学を頑に守り、妥協を許さな­い納得のいく、風味豊かな熟成に頼るカベルネ・ソーヴイニョンに力を注いでいます。
彼女がワインメーカーの鏡と称される由縁です。
有機栽培によるヨーロッパスタイルの伝統的な手法を駆使し、フレンチオークの小樽のみを使い、ヴィンヤーズの個性がはっきりと表現されるようなベンチランド・カベルネの生­産に取り組んでいます。
Corisonのエチケットは、雨と種が芽吹いたイメージをデザインしていますが、これはヨーロッパにおけるオールドライフシンボルからひらめいたものです。
また、趣味の域で生産しているゲブル・トゥ・トラミネールはアペレイティブとして、最高の演出を提供してくれます。
あくまでも少量生産に徹し、年間生産量は1500から2000ケース程です。

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